令和8年度トップアスリート派遣事業 広島県呉市立中学校陸上競技部 部活動指導 New

 9月19日(土)、呉市教育委員会主催のトップアスリート派遣事業として、呉市内の中学校陸上競技部に所属する生徒を対象とした部活動指導が行われました。今回講師を務めました、元女子100mハードル日本代表の木村文子(エディオン)より、当日の指導の様子や生徒のみなさんへのメッセージをお届けします。

【当日のレポート&メッセージ】
 みなさん、こんにちは。木村文子です。呉市教育委員会によるトップアスリート派遣事業の講師を務めさせていただきました。
 最近は、競技用具の進化により、中学生の大会でも高機能なシューズやスパイクを履いて競技に臨む選手の姿を多く目にするようになりました。こうした用具の力を最大限に引き出し、同時に成長期のケガを予防するためには、自分の身体を正しく使いこなし、コントロールする力が欠かせません。そこで今回は、足指のエクササイズや動的ストレッチを取り入れ、思い通りに身体を動かすための基礎トレーニングを中心に指導しました。

 また、ハードルを用いた動き作りでは股関節の柔軟性や体幹の感覚を高める専門的な動作にもチャレンジしてもらったほか、スタート動作の導入としてフェンスを活用した練習方法も紹介しました。初めて挑戦する種目でも、前向きに取り組んでくれる中学生たちの姿がとても印象的でした。最後は芝生でのゲームも取り入れ、大いに盛り上がりました!
 指導後、先生方からは「顧問として悩みどころでもある地味な基本動作の大切さを指導していただけて非常に良かった」という温かいお言葉もいただき、嬉しく思っております。

中学生の時期は、多様な運動を通じて個人の身体能力を伸ばしていく大切な時期です。陸上競技は記録や順位がつきものですが、まずは、できなかった動きができるようになる喜びを大切に、競技を楽しんでもらいたいと思います。これからも陸上競技を通じた地域社会貢献活動を継続してまいります。